2009.05.05

3~4月のお仕事+α

前の更新から4ヶ月もブランクが空いてしまいましたが、そろそろ賞味期限が切れそうなお仕事のご報告+αです。

現代視覚文化研究 3 (三才ムック VOL. 235)
現代視覚文化研究 3 (三才ムック VOL. 235)
三才ブックス 2009-03-17
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「ぼくらの好きなGONZO」特集のなかで原作つきGONZO作品を紹介しました。その1~2週間後に某誌からの取材がらみでGONZOさんの門をくぐったときは背中に冷や汗が。奇しくも社名がGONZO→ゴンゾに変わったその日のことでして、いろいろ偶然が重なりすぎて心臓がスリリングです。

ユリイカ2009年4月号 特集=RPGの冒険
ユリイカ2009年4月号 特集=RPGの冒険
青土社 2009-03
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おすすめ平均 star
star中原中也賞発表
starドラクエの冒険?

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長文論考の『『ドラクエ』 は 「すじがきのないドラマ」 と融合できるか」や、RPG主要作品レビューを担当してます。これは企画の段階から相談を受けていたんですが、超弩級のメテオが地表に激突しちゃったんで急きょ、特集を丸ごと方向転換ということに……。その混乱が誌面にもじゃっかん現れてるものの、予定通り発売できてよかったですよ。おかげで小さめのコラムが一本、載らずにとんじゃいましたけど。早めに原稿を書くなんて慣れないことをするもんじゃないですね(笑)
オタナビ (コアムックシリーズ 401)
オタナビ (コアムックシリーズ 401)
コアマガジン 2009-03-31
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おすすめ平均 star
star読み応え抜群
star買うかどうかは現物を手にとってから判断したほうがいい。

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連載コラムの第一回「月刊OUTとは何だったのか?」を執筆したほか、『超クソゲー』シリーズの箭本進一さんとゲームランキングの対談をしてます。ユリイカの長文原稿ともろに締め切りがかぶった上に、『オトナアニメ』の進行ラッシュが重なった玉突き事故も今ではいい思い出。たまたまOUT原稿のために集めていた堀井雄二さん関連の資料が、RPG原稿にも流用できたのがラッキーでした(笑)

で、+αのご連絡としては、今後はブログの根城をはてなダイアリー(まだプライベートモードですが)に引っ越そうと思ってます。こちらもたまに更新するかもしれませんが、おもな告知や連絡はあちらで、ということで。今までは3~4ヶ月に1つぐらい新エントリがあればいい方でしたけど、少なくとも週イチのペースで更新しよう……いやするかも……できればいいなあ、と。

追記(5/6):はてなに引っ越し一発目のエントリをアップしました。あちらでもよろしくお願いします-。

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2009.01.15

最近のおしごと

http://www.sho-ko.co.jp/magazine/shoko/index.htmlえー生きてました。はてなダイアラーにあらずんばライターにあらずっていう同調圧力に軽く凹みながらも色々なところでモノ書きしてます。最近の仕事がかなりたまってきたので、まとめて告知ということで。


オトナアニメ Vol.11 (洋泉社MOOK)オトナアニメ Vol.11 (洋泉社MOOK)

洋泉社 2009-01-10
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なんだかんだでオトナアニメも11号目。スーパーバイザーっていう肩書きがいまだに何なのかよく分かりません(笑)。自分がやっているところを目次から抜粋すると、ざっと次のような感じ。


・『ソウルイーター』井荻で語る最終回とレイトショー(インタビュー)/レイトショー事件簿ファイル
・マッドハウス特集:歴史検証「マッドハウスが最狂集団になるまで」(6000Wの長文原稿)
・『あしたのよいち!』作品紹介/レビュー
・『喰霊-零-』あおきえい監督インタビュー
・劇場版『ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!』三条陸さん(脚本)インタビュー

ああ、今回はけっこう少なめですね(笑)。オタク大賞2008で大ブレイクした(ゆるキャラ的に)前田久先生の獅子奮迅の働きが読めるのはオトナアニメだけ……ではなく多方面でヨロシク活動しちゃっておられますが、そちらも面白いですよー。

コンティニューvol.43コンティニューvol.43
ゆうき まさみ

太田出版 2008-12-16
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ゲームセンターCX特集とX360版『怒首領蜂大往生』インタビューを担当しています。「CX」は3度目の特集かな? 制作会社のビーワイルドさんに何日も通ってのインタビューでほとんど社員みたいになってましたが、今回も有野課長×桜井政博さん対談というサプライズがあったりで楽しかったですね。「大往生」のさかりプロデューサーとのお話は、なぜか今はなきデータイーストの『水滸演武』に過剰なページ数が割かれてます(笑)。

GAME SIDE (ゲームサイド) 2009年 02月号 [雑誌]GAME SIDE (ゲームサイド) 2009年 02月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 2009-01-05
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こちらでは『ストライダー飛竜』や『ノスタルジア1907』の生みの親である四井浩一さんインタビューと、四井ゲーのプチ特集(おもに『チャタンヤラクーシャンク』)を書かせてもらいました。たまたまマイミクの方が四井さんと古いお友だちで、何人かの連絡リレーを経てご本人につながったという、なかなか感動的なプロローグがありました。この場を借りて、ご仲介の労を取って頂いた皆さんに感謝させて頂きます!

STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2009年 02月号 [雑誌]STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2009年 02月号 [雑誌]

INFASパブリケーションズ 2009-01-06
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今すぐ寄りたいこんな店(食べ歩き)のお題をもらって、「洋食の小宇宙と美味しんぼライフ(中味は孤独のグルメ)」のコラムを書いてます。オススメしてる洋食店は混むとマジに困るので、信じてもらわない方がいいです(笑)

●まんたんウェブ

アニメ批評:「夏目友人帳」 さわやかな感動呼ぶ 妖怪の孤独と友情


ゲーム批評:「428」 4月28日に渋谷が封鎖? 「縁」の不思議さを感じるサウンドノベル


アニメとゲームの批評をそれぞれ1本ずつ。近々にアニメ批評がもう一本、公開予定です。

●ビジスタニュース
二度あることはサンドウィッチ


『日本を変えた10大ゲーム機』でもお世話になった上林さんが編集しておられるメルマガに、新年アンケートのコメントを寄稿してます。しかし宇野常寛さんと同時掲載とはどういうプレイですか(笑)。


以上、かーなーり長くなってしまいました。宿題もブログもあんまりため込むもんじゃありませんね……。あと、超クソゲーの意味を勝手に定義してくださっておられますところの杏野はるなさんのなんちゃらDVDとクソゲーハンター3人とは一切これっぽっち何の関係もございませんので念のため。

追記:『商工にっぽん』さんの「これからのニッポン」でインタビューを受けております。何が面はゆいかって、インタビュアーがあの永江朗さん! 『SPA!』の書評で『日本を変えた10大ゲーム機』を取り上げて頂いたこともあり、もったいない限りです。

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2008.10.09

新連載のお知らせ

月刊 ビジネスアスキー 2008年 11月号 [雑誌]
月刊 ビジネスアスキー 2008年 11月号 [雑誌]
角川グループパブリッシング 2008-09-24
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『月刊ビジネスアスキー』11月号から『Google Earthで出かけるNEWSの旅』を連載してます。お題はその時々の世界情勢からタイムリーな観光地まで何でもアリで、第一回目はドバイとグルジアについての記事。もともと専攻してた国際政治に微妙に近くもあり、ちょっと懐かしいですね。



『KKベストセラーズ BOMBER』


『オトナアニメ』とは違った意味でオトナな雑誌につき表紙は控えた……わけではなく、アマゾンに登録されてなかったので。こちらでは800字程度のゲームコラムを連載。あまりゲームに馴染みのなさそうな読者層ということで、『ロックマン9』や『グラディウスリバース』など“懐かしいけど新作”というWiiウェアをチョイスしてみました。

あと、『月刊ゲームラボ』に「オトナげないアニメ」をひっそり連載してますので、そちらもよろしくお願いします

追記:

COMIC FLAPPER (コミックフラッパー) 2008年 11月号 [雑誌]
COMIC FLAPPER (コミックフラッパー) 2008年 11月号 [雑誌]
メディアファクトリー 2008-10-04
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新連載ではありませんが、『コミックフラッパー』にて「そのゲーム化はありですか?」を書いてます。テーマはキャラゲー縛りで、今までのラインナップはこんな感じ。

・ファミコン版『タッチ』
・ファミコン版『北斗の拳』
・ファミコン版(というかビック東海版)『ゴルゴ13』
・ファミコン版『美味しんぼ』
・GBA版『ワンピース ゴーイングベースボール』
・アーケード版『ルパン3世』
・スーファミ版『花の慶次』
・メガドラ版『おそ松くん はちゃめちゃ劇場』

豪華マンガ連載のなかで細々とやってます。同じ『オトナアニメ』ライター・前田久くんの『オトナ買いアニメ塾』ともども、ご一読してくださいませ。

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2008.10.08

『スタジオ・ボイス 11月号 ゲームを作ろう!特集』

STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2008年 11月号 [雑誌]
STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2008年 11月号 [雑誌]

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「非ゲーム・クリエイターのための入門講座」をテーマとしてインディーズなどの「ゲーム作り」を語るなかでは少し毛色が違うんですが、業界に刺激を与える開発会社をピックアップした「強力ディヴェロッパー・リスト」のコーナーを、マスク・ド・UHさんと二人で担当してます。

・須田剛一の個性が全開! グラスホッパー・マニファクチュア
・日本が誇るクリエイター集団・小島プロダクション
・衰えを知らぬ不朽の大作! スクウェア・エニックス
・ハードコアの個性が集った天衣無縫のクリエイティブ、プラチナゲームズ
・弾幕系シューティングを確立したケイブという名の孤高的美学
・高い技術力に裏打ちされた時代の読解力・カプコン
・PC界できわだつ別格の存在感! ブリザード・エンターテインメント

自分が紹介記事を書いたメーカーは、ざっとこんな感じです。全選手入場ッッ!かと。いつもの芸風はみじんも変えてないので、編集者さんには大きなお手間を……。古きよき『Wired』の匂いがするというとフクザツな顔をされましたが、『スタジオボイス』としては珍しいゲーム特集号は永久保存版かも。

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2008.10.07

『オトナアニメVol.10』

オトナアニメ Vol.10(洋泉社MOOK)
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洋泉社 2008-10-10
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第一特集は『かんなぎ』&第二特集に『マクロスF』の豪華二本立て! スーパーバイザーと言いつつ馬車ウマのように原稿を書いてる『オトナアニメ』ですが、今回の担当分はこんな感じです。

・『かんなぎ』 巻頭コラム(『かんなぎ』と“マレビト”の系譜』)/山本 寛監督10000字INTERVIEW(聞き手&構成)
・『マクロスF』 後半12本ぜんぶ解説/河森正治<緊急!2本立て>INTERVIEW(前半:聞き手 後半:聞き手&構成)
・SHAFTのチカラ テーマ原稿(シャフトの演出やギミック)
・『ケメコデラックス!』 コラム/水島努監督インタビュー(聞き手&構成)
・地獄少女 三鼎 わたなべひろし監督インタビュー
・『ゲゲゲの鬼太郎』 三条陸さんインタビュー(聞き手)

このごろメディア露出の多い山本監督ですが、今回のインタビューこそ決定版だと断言!
それと『マクロスF』後半12本のイッキ解説も労作なのでぜひ……シリーズ構成の吉野弘幸さんが情報量を詰めこむ上手さを思い知りましたよ。河森監督インタビュー×2は後発のムックにも勝てるかも?な情報量の豊富さかなと。監督の文明観や最終回の種明かしが面白いのはもちろんですが、ご本人とお話しさせて頂いたひとときは夢のようでした(役得)。

で、『かんなぎ』の第1話が放送されたということで、『オトナアニメ』ライターによる『かんなぎ』ショートレビューがアップされてます。僕と違ってこまめな編集長がひんぱんに更新してますので、あちらの公式ブログもよろしくです。

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2008.09.18

「麻生太郎はオタクなのだろうか?」寄稿しました

メルマガ「週刊ビジスタニュース」に寄稿した「麻生太郎はオタクなのだろうか」がWebでも公開されました。自民党の総裁選と衆院のダブル選挙を控えた今こそ、立ち止まってよく考えてみては?という記事です。『日本を変えた10大ゲーム機』ともども、こちらもご一読頂ければと。

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2008.01.31

【info】『現代視覚文化研究2』

三才ブックスの『現代視覚文化研究2』に参加しました。第一特集の「アニメスタジオ全選手入場!!」の主要15スタジオ紹介と「この脚本家を見よ!」などのコラム、そして35スタジオ紹介の監修をしております。あれこれぶっちゃけまくった原稿を、ほぼノーチェックで掲載して頂いた編集部・村中さんと斎藤さんの太っ腹に感謝です! かーずSPさんの同人誌『まじカル!」が丸ごと付録に付いてるのもビックリでした。

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2008.01.24

最近のお仕事

生きてますかーーーッ! いやぼくが。「そろそろ更新しなさい」と会う人会う人に突っつかれてます、サボリ癖がついてごめんなさい。
ついでにブログのタイトルを前のものに巻き戻しました。
ちゅうことで、最近のお仕事です。

『オトナアニメ VOL.7』

巻頭特集『さよなら絶望先生』の「龍輪直征副監督が語る第1期全話解説」をはじめ(“改造”の誤字をやらかしたのは僕です、申し訳ありません)、『逆境無頼カイジ』の萩原聖人さんインタビュー、『もえたん』の村中編集長インタビューなどを担当してます。第五期『ゲゲゲの鬼太郎』の三条陸さんインタビューは、先方のご厚意で事実上の連載になってるんですが、今回はついにテープ起こしが4万字を超えてしまったとか。毎回、自分の聞きたいことを我慢しないインタビュアーですいません……。
『もえたん』インタビューは、ひそかに三才ブックスの『現代視覚文化研究2』とのコラボ企画になってます。さすがに「幼○でお金もうけするってどんな気分ですか?」という質問は、オトナアニメ編集部の良心で抹消されたようです(笑)。あちらでも第一特集を担当させてもらってますので、ぜひご覧いただければと。

メルマガ『週刊ビジスタニュース』に「ゲーセンだって変わりゆく」[特別寄稿]

こちらで最近のゲーセン事情について書いてます。世界中でゲーセンが今もたくましく生き残っている国って、日本以外にあまりないんですよね。昔ゲーセンに行っていたけど、いまどうなってんの?という向きからは好評のようです。

去年は注目を集めなれてないトーシロ丸出しのてんてこ舞いをしたりしましたが、新年に入ってから仕切り直しです。ゲームやアニメと関係ないところに顔を出すかもしれませんが、そちらでもご愛顧のほどよろしくお願いします。

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